年末年始、いかがお過ごしでしたでしょうか。僕はというと、ありがたいことにたくさんの仕事のご依頼をいただいた状態で、仕事納め大晦日、仕事始め元旦というドMな日々を過ごしておりました。今月いっぱいこの状態が続くのですが、例えれば「皿回し」。あっちを回しているとこっちが止まって落ちそうになる(実際はいくつか落としている)。15案件ほど並行して進めていると、時々刻々と優先順位が入れ替わるので目が回ってきます(先日、本当に目が回りかけました-笑)。このブログを忘れずに書いているのには我ながら感心しております。
それでも、大晦日には昨年一年、毎日記録し続けた日々の記録を366日分(うるう年でしたね)全て読み直し、年初に立てた目標の達成度合いや、良かったこと、反省点、特筆すべき出来事を紙に書き出しました。
年が明けて目標設定。仕事、家庭、精神、健康、社会、学び、経済、趣味・遊び。あらゆる方面について、やりたいこと、達成したいことをひたすら書き出しました。お屠蘇が入っているので快調です。これを活動別、人別、月別などにブレークダウンして目標数値を入れるのですが、実務に追い込まれてきたため途中になっております。
さて、僕がやっている目標設定方法は「SMART」という基準に従ったものです。目標設定時に考慮しなければならない要素の頭文字をとった「SMARTに(賢く)やろうぜ!」というフレームワークですね
Sは「具体的」。漠然と「運動する」ではなく、週2回スポーツジムに行く、走るなど行動レベルに落とし込む。Mは「結果が測定できること」。「定量的に」などと言います。数値目標がないと終わったときに達成できているかどうかの評価ができないからです。継続、習慣化のためには例えばランニングなら日数や累計など。レベルアップを狙う人はタイムの記録更新でしょうか。
Aは「達成可能」ですが、この頃合いがポイントです。よく「目標はストレッチで」と言われます。物理的に届かないレベルではなく、でも楽々届いては成長にならない。精一杯体を伸ばして指先が目標に触れるぐらいに設定せよ、です。ハーフマラソン10分短縮とか、あと10冊読書量を増やそうとか、TOEIC100点アップとか。中期目標を立てるなら、僕は「2、3年全力で頑張れば達成」の難易度を推奨しています。
Rは、Realistic(現実的な)の他、「Result-oriented(結果志向である)」とか、「Relevant(全体との関連性がある)」とか、「Responsible(責任ある)」とかいろんなパターンがあります。自分にいちばん適したものを選びましょう。
Tは言わずもがな、「締め切りを決めよ」です。期限がないものは目標ではなく、行動計画にもならず、計画しないものはやらない、という結末になります。
「SMART」は今年の目標達成へのスタートラインです。ぜひ意識して使ってみてくださいね。
ところで、今年は自分自身のSMARTを創ってみました。
S:Swinging(体が自然に揺れ動き出すほど楽しい、ワクワクする)
M:Meaningful(相手にとって有意義な)
A:Artistic(芸術的な感性のある)
R:Remarkable(非凡な)
T:Thoughtful(思いやりのある)
皆様にとって毎年が人生最高の1年になりますように!