会社の決算と同じで個人の反省や目標設定も年に一度やればいいというものではなく、月次ぐらいの頻度で実行すべきなのですが、やはり年末は個人の活動や精神面の決算期に当たる気がします。年内にやるべきことを片付けなきゃ、というのも決算とよく似ています。
そこで、今年も自分が一年間にやってきたことや考えたことの棚卸しをしようと思います。
まずは良かったこと。前進できた、新しい経験をしたなど、「Good & New」を挙げてみます。
- 仕事の方向性と「これでやっていく」覚悟が固まった。
昨年末から春先にかけて、中小企業診断士の仕事で実績を重ねて経験値と周囲の信頼と自信を得た。その中で生じた業界の現状への不満を自分の活動で変えていく覚悟ができた。 - お互いに信頼し合える人脈を増やした。
新しいコミュニティに参加、貢献して、安心して仕事を紹介し合える仲間を増やすことができた。 - 久々に海外へ出て、刺激を受けた。
思いきって初めてのタイ、ロサンゼルスへ行き、日本に閉じこもっていてはダメなのだと改めて痛感した。 - 映画を300本鑑賞した。
やり始めるとトコトン、の凝り性を発揮。移動時間を利用して古今東西の名作、傑作、駄作を観まくった。「ちょっと詳しい」レベルになれた。
課題として積み残した反省点。
- 自分一人体制から脱却できなかった。
営業もコンサルティング実務も事務作業も全部一人でこなさなければならない状況が限界に達してきた。忙しさに埋没して戦力増強に踏み出すことができなかったり - 種蒔きは十分にできたが本格的な収穫に至らなかった。
複数の企画、プロジェクト、提携が動き始めて、十分な種蒔きはできたものの、今年はそこから売上を確保する段階まで持っていけなかった。 - コンサルタントとしてのインプット、スキル向上の時間が不十分であった。
実務、実践にほとんどの時間を費やし、新しい手法、スキルの習得や開発が甚だ不十分であった。 - ウェブマーケティング、コンテンツマーケティングの着手、進捗が大幅に遅れた。
直接の人脈構築などリアルでの活動にほぼかかりきりで、苦手かつ懸案のネット集客仕組み化が大幅に遅延した。
今年の振り返りを踏まえて、来年の重点テーマは以下の3つになります。
- 能力ある人材を確保して1+1=3以上になる組織強化を行い、ビジネスを加速する。
- ネット集客を強化し、営業面の自動化、分身の術を取り入れる。
- 2回以上海外渡航する。できれば初めての国も訪れる。
「うまくいかずともあきらめずに走り続けていると時に思いもよらぬ形で夢がかなうこともある」、建築家・安藤忠雄の言葉です。来年も勇気をもって走り続けたいと思います。