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第13回 実行してナンボ

一歩ずつ、前に進もう 2016/08/13(土) 22:02

CMNブログ第二週担当の水谷弘隆です。

お盆休みを故郷で過ごされている方も多いと思います。僕は帰省もせず、「あつ、今世間はお盆休みなんだな」と気付くような生活。「山の日」も普通に仕事のために都心に出ようとして、自転車置き場のおじさんに「お仕事ですか、ご苦労様です」と言われました。サラリーマン感覚からずいぶん離れてしまったな、と思ったものです。妻の実家には日帰りで顔を出してきます。

 

いつまでもこれではいけないのですが、今、この時点では、曜日も時間を忘れて仕事に没入するのが駆け出し零細事業者の正しい姿勢なのだと自分を納得させています。

20160813 01今年は「スポーツの夏」ですね。少し前まで僕の頭の中はエイミー・フランツさんよろしく「ICHI-METER」状態でした。そしてリオでの日本勢メダルラッシュ。個人的には同姓の水谷隼選手の銅メダルが嬉しいです。親戚でも何でもないのですが。

イチロー選手の「準備」は、一流のメジャーリーガーからも尊敬される、凡人にはまねすらできない領域ですし、オリンピックのメダルも、才能や実力の上にされに積み重ねられた「何か」がもたらす紙一重なのかもしれません。

一流アスリートのレベルには及ぶべくもないですが、僕たちが属している「普通の人たち」の世界でも、仕事で結果を出す人は「やるべきことをやっている」「人が見ていないところでも毎日こつこつ実行している」。そして、ここが肝心なところですが「結果がいつでるかは分からないことを知っている」。単純だけれど永久不滅の真実だと思っています。

やれば何か月後には必ず一定の成果が出るのだと分かっていれば、誰でも努力できる。たいていの人が「続かない」理由は、「いつまで努力すれば成果が出るのか分からない」からなのではないのが最大の理由ではないでしょうか。

ビジネス書や自己啓発書のタイトルは「誰でも○か月で成功する」的なもので購買を促すものが多い。良い本であれば一つひとつのノウハウを、読者がそのまま実行さえすれば再現可能なように具体的かつ懇切丁寧に書かれているものですが、タイトルは「売るための釣り」の要素も入っていて、仮にしっかり実行しても成果までにどれだけ時間がかかるのかは個人差や環境に左右されます。

せっかく良い本を読んでも、有益なセミナーに参加しても、実行する人、できる人は10%未満です。僕自身が「実行する10%未満の明源である」などとは口が裂けても、恥ずかしくて言えません。少数の「実行したことは成果が出た経験」と多数の「分かっていても実行していないから前に進んでいない状況」を両方知っているから、あらためて自戒も込めながら、この文章を書いています。

今年の秋にかけて実行しようと決めた計画があります。

最近読んだ未訳のビジネス書(英語原書ですが、平易です)で見つけた、ビジネス基盤を確立するための行動です。「技術はいらず、誰でもやればできる。しかし完遂するのはとても面倒なので、ほとんどの人は実行しないだろう」、「しかし、やれば必ず、いつかは何らかの成果が出るだろう」。そんな内容のものです。

僕はこれで同業者と差別化を図る。いや、同業者に教える側に回ろうと決めました。

この計画を実施するとき、皆様の中の何人かにはご協力をお願いすることがあるかもしれません。

次男坊の部屋の掲示物に負けないよう、オヤジもまだまだ頑張ります!