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第14回 じぶん会社の作り方

一歩ずつ、前に進もう 2016/09/10(土) 01:55

CMNブログ第二週担当の水谷弘隆です。

リオデジャネイロ・パラリンピックが始まりましたね。ある意味パラアスリートは、オリンピックよりも「超人的」といえるパフォーマンスを見せてくれるので、可能な限りテレビ観戦して日本以外の選手も応援したいと思います。

20160910 01ところで、僕は独立開業してから今まで、営業活動、マーケティング活動をアナログに徹してやってきました。交流会での人脈づくりと紹介が中心です。「まず人力でとことんやってこそ、ITでの最適な仕組みづくりができるのだ。仏より先に魂」と人に言っていたのは言い訳で、仕組みづくりのための時間とお金を面倒くさがってケチっていただけです。

で、以前からお願いすることにしていた旧知のクリエイター、Webデザイナー、ロゴ作家の方の事務所に今週伺って、会社のロゴ制作、Webサイト作成、コンテンツマーケティング展開のための最適な構造化などを依頼する運びとなりました。

どこから話せばよいのかアドバイスを求めたところ、「枝葉末節ではなく、大きな考え方と目的、この先の計画をまず聞かせてほしい」と言われました。これ、経営コンサルタントとしてクライアントさんに僕が言っていることと同じです。

そこで気付いたことは「事業の構成とWebサイトの構成は密接な連関がある」。One Step Beyond株式会社という法人と、個人事業主としての「水谷経営支援事務所」の屋号を持ち、海外事業や出版コンサルティング、キャリアメンターネットワークへの関わり、その他いろいろ、自分が何屋さんなのか一言で説明しにくい、自分でもきちんと整理できていない事実でした。

説明しながら、「運営母体としての法人の下に各事業がぶらさがっている組織図」を描けることに気付きました。「One Step Beyond株式会社」の中に「経営コンサルティング事業部(中小企業診断士、企業研修など)、出版コンサルティング事業部(電子書籍出版支援、コミュニティ運営)、海外事業部(外国人パートナーと組んでの直接進出)、新規事業開発部(その他全部)があり、管理部門が会社の運営やお金の管理をしている。

現在の事実を言えば、社長一人会社(家人が名前だけの取締役)なので、僕が社長と3事業部長と新規事業開発部長と管理部門長を全て兼務し、手足となる部下無しですべて業務を行っているわけです。ついでに言えば、自宅オフィス業務中に家人に頼まれる家事雑用の類は、庶務課長であると認識しております(笑)。

 一人で事業をスタートした時点で将来を想定した組織図を作って人間をアサインせよと言ったのは、マイケル・E・ガーバーです。現時点ではたまたま兼務しているだけだと考える。組織図があれば、きっと本当にそういう組織に育ってくるのです。

企業に勤務しているサラリーマンも、「じぶん事業体制図」を描いてみてはいかがでしょうか。「サラリーマン事業部」、「週末起業事業部」、「起業準備部」、「人事部(自分の人事異動を考える)」「教育研修課」などなど。

各事業部を動かしていると休日が存在しなくなるのが難点です。

できるだけ早く、兼務ポジションを減らしていきたいと考えています。