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キャリア形成をさまざまな視点で見つめます

世間は知っていても、私は知らなかったテクノロジー

海外就職女子ららら♪ 泣いて、笑って、夢を見て 2017/02/18(土) 06:00

こんにちは。Alexです。

前回の投稿でご紹介させていただいた方(キャリアメンーネットワークを通して知り合った青年)が、見事、夢の海外勤務の機会をゲットされたそうです。すごいことです。

彼の大きな一歩が、とてもうれしいです。「海外に勤務する」環境をゲットして、まず自分に大きな揺らぎをかけて、種から根がでて芽を伸ばすように、ひとまわり大きくなっていくイメージがわきます。新しい環境にチャレンジする方へ、心からのエールをお送りいたします。

 

さて、そんな青年からも刺激を頂きつつ、私の視線も少し外に向かっています。そんな私に、今回は「こんなことができるんだなー」と、あっけにとられたコミュニケーションテクノロジーをご紹介します。

それは、つい先日、マレーシアのクアラルンプールで行われた、某イベントのメディアレセプション。参加者はマレーシア人中心でしたが、明らかな外国人(西洋人)も数人、日本人の参加者は私だけ。

 

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後日、交流会で名刺交換した方のお一人からメールが届きました。その内容で(今更ですが)、「ボーダレス=境界のなさ=技術が距離の障害を超える」ことを実感しました。

マレーシアは、日本でも移住先として人気1位だと伺っておりますが、隣国シンガポールに暮らし、毎日マレーシアから通勤するスタッフと働く私から見ると、様々な面から「これから」の国。

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当然、注目するのは日本人だけでなく、ヨーロッパ(EU)がマレーシアとの経済交流推進する団体もあります。主体はドイツで、今回お会いした方もドイツ人。私がシンガポールを拠点とする日本人、とわかると、とあるセミナーをご紹介くださいました。

それが、GoToWevinarというソフトを使ったプチセミナー。

まず、司会者はマレーシアの首都、クアラルンプールにいます。

当日の講師は、ドイツ人の大学教授で、イタリアからのレクチャー。別の講師は、マレーシアでも、首都から400㎞離れた場所にいる。

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それが、ネットを通じてライブでセミナーを開催し、参加者からの質疑応答もライブでできる。私はそのセミナーを、子供を保育所に迎えに行く電車の中で、iPhoneを使って見ている事実。

そんなこと、世間はとっくに知っていたことだと思いますが、私には初めてで、ビックリ仰天。参加者として「わざわざセミナーに行く」という、時間調整、移動距離、金銭的負担などなど、たくさんのことを取り払った、とんでもない技術が世の中にはあるだなーーー、と目から鱗が落ちる思い。運営側としては、たとえば「休憩時間のコーヒーやお菓子」を用意する必要もないし、会場の設営もゼロ。資料を配る必要もありません。システム利用料は、まだ調べておりませんが、運営する人も、講師も、受講者も、音声、パワーポイント資料だけのやりとりであれば、自宅でパジャマを着ていても、セミナーできちゃうし、受講できてしまう事実。

すっごーい!!イノベーションって、こういうこと!?

あっけにとられました。

2008年頃、上場企業で働いていた時に、テレビ会議で2ヵ国でミーティングをしていたこともありますが、今回は場所はいくつでもOK。受講者も世界中。

当然、iPhoneで画面を見ているだけですから、「どんな参加者がいるんだろう」とか、「自分が講師だったら、ライブ感がなくて話しにくいだろうな」とは思いますが、私がiPhoneを持ち替えた時、うっかり押した「いいね」マークは、話し手に送られているはずなので、少しは双方向性があるかもしれません。

今回のプチセミナーは、「2か月後にマレーシアで国際イベントが行われ、今回の講師とライブで会えますので、ぜひ当日イベントにお越しください」という位置づけ。そういうやり方があるんですね。全世界にマーケティングできますね。なるほどなるほど。

今回のAlexは、新しい出会いの中で、新しいことを知る機会を頂けました。

時々YouTubeで、日本のTV番組を見ることがありますが、やはり「日本からはこう見える」という視点で編集されています。(もちろん、それも私には面白いのですが)

今回のように、「他の国の人は、同じ物事をどう見ているんだろう?」と、違う角度から見られるのは、本当に興味深いものです。

国が変わっても共通していたのは、「大学の先生のお話は現実味が薄くて、コンサルタントの話は、テクニックを心得ているけれど大事なことを話さない」という、イメージでした(笑)

そして、30代半ばで英語を勉強し始めて、インターナショナルな環境で働いて生活すると、生きるために語学が必要になってきます。やはり、どう考えても英語が使えると、便利だな、と思います。

私の英語力は、そんなに高くありません。英語ができれば、交流できるわけでもありませんが、情報のアンテナが圧倒的に広がることを実感しました。

そんなわけで、今回の気づきは「世の中、いろいろなことができるようになっている」ということ。それに気が付く出会いの場に、一歩足を踏み入れる・・・というノリ。多くの人が使える言語を使えると、便利が広がることを実感した、という3点。

自分のキャリア開発のきっかけは、いつ、どこから、どんな形で降ってくるかわかりませんしね。ちなみに、いろんなところに顔を出していたら、コラム執筆のお仕事がいただけそうで、これもまた嬉しいです。

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そんなわけで、2017年も元気にスタートしております。(今回の写真は、クアラルンプールのものです。)

それでは皆様、また来月お目にかかりましょう。