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お洒落とゆでガエル

海外就職女子ららら♪ 泣いて、笑って、夢を見て 2016/10/22(土) 06:00

こんにちは。Alexです。

忙しくて後回しにしているうちに、周りから見たら、自分自身が大変なことになっている…ということはありませんか?

 

それは、近年のビジネス理論で「熱いお湯にカエルを入れるとビックリして跳ねる。ところが常温から火にかけると、気づかないうちに茹で上がってしまう」という例え話で、環境変化への対応が必要なことを示唆しています。

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Alexの場合、特に顕著なのが「ファッション」。もともとお洒落に気を使わないせいで、それが家着となると悲惨。「家着は、外に着ていけないものをいつまでも着る」。つまり、古くなった外出用の服、景品でもらったTシャツ、間違えてマダラに漂白してしまった服な。ホノルルマラソンを完走した時にもらったTシャツ、シンガポールの建国50周年記念に着た「I♡ SG」のTシャツ。もう二度と外には着ていけないから、自宅で日々使っています。セコイ。

近所に同僚が住んでいますが「突然我が家に遊びに来ないように。本当にサプライズだから。あなたにとっても」と伝えて、笑いを取っているくらい。

そんな私が、ゆでガエル状態から目覚めるのは、友達が泊まりに来る時。「洗濯物が彼らの目に入った時、自分や家族の衣類がみっともなくないだろうか?」と、突然我に返り、古いものをせっせと捨て、安くても新しいものに買い替える。だから、我が家に頻繁に人が泊まりに来るのは、「覚醒する」という意味で、我が家にも大変ありがたい効用が。

そんな中、先日、親がシンガポールに遊びに来ました。当然、やばいものは処分するつもりでしたが、ここ最近多忙を極めていたせいか、うっかり親が到着する日を一日間違えて把握しており、準備する前に到着してしまったのでした。

しまったーーーー!!!!! 

と思ったところで、あとの祭り。

「前にあげた服を、こんなに色あせるまで着て・・・」

「私だったら、この服は何年も前に捨てている」。

「あんたが20代の時に、1着5-10万するビジネススーツを着ているときは、「この子の将来、どうなっちゃうんだろう?」って心配して普通の金銭感覚を持ってくれて良かった・・・・とは思うんだけど。でも、こんなにくたびれた服を着なくても。Tシャツ買ってあげようか?」 

最後は、哀れみの言葉も母から飛び出す始末。大学生じゃないんだから・・・・とほほー。せめてもの救いは、その前の週に、親が来るからお客様用の布団を買い直しておいたこと。もう、自分を褒めてあげたい。

そんなわけで、嵐のように両親がやってきて、日本の新米や季節の果物など、たくさんのお土産置いて、あっという間に日本に帰国しました。私の頭は台風一過。

昨日は少し早く退社し、最寄りの駅に早く着いたので、自宅用の服を3枚買い、今まで着ていたものを5枚捨てました。

旦那にも、「私たち、いつも週末も忙しくしていたけれど、今週末は街に出て、あなたも少し洋服を買おう」と声をかけました。いつもシンプルな暮らしをしている主人は、「ダイジョブ?」と言いながら、もう瞳孔が開いて、かなり喜んでいる。思えば、彼も、海外旅行先で1枚ずつ買うものの、普段は何も買ってない。普段づかいの靴下だって、ゴムがゆるい。洗濯をする時、なんとなく気づいていたんだけど、ごめんね~。

今朝はオフィスに向かったので、ヒールを履きました。

出勤前に、よく見ると、2月に日本で買ったにもかかわらず、8か月でもう靴がボロボロ。もうヒールの底を張り替えなくちゃ・・・と思っていたら、オフィス近くでロードサイドの靴修繕のおじさんを発見。渡りに船。

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「4ドルね」というので、2ドル札を3枚(6ドル)渡す。

おじさん、びっくりして、2ドルを返そうとするから、「いいの、いいの。コーヒーでも買ってくださいね」というと、「オー、ありがとう! Have a good day」と言われて、なんだか今日も、いい日になりそう。茹で上がり直前の私だけれど、青空を見上げて、靴修理のおじさんに、気持ちよく2ドルのチップを出すくらいの男気はある。(^^)v

服を事例にしましたが、私は、普段からもう少し「他者から見える自分」を意識したほうが良い、とも思うのです。身だしなみを仕事に例えると、格好の良い写真やデザインとか。美しい出し方とか。

 

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今日のランチは和食の店。茶わん蒸しがついてきましたが、スプーンが突き刺さってテーブルに出された時に「この美的感覚が、違う」と思いました。

 

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でも、食後にローカル珈琲を飲むと、蓮華がついてくるのは、シンガポールのカルチャーなので、OK。

(10年前は、私もこのレンゲに「ありえねー」と思っていたものですが)

今の飲食店の店舗で、どんなにまじめに商品づくりをしても、それがおいしくても、思うように売れない新商品もあります。

おいしいものを、「もっと魅力的に見せられないだろうか?」「ライブ感がある見せ方ができないか?」とか。

同時に、自分には当然のようにできることも、スタッフにはトレーニングすべき内容、ということがある。

もっと自分のアイディアを掘り出して、実践したら、自分の価値を膨らませそう。

私にできること、今の役割、今の立場から、もっとできることがあるはず、という可能性を感じます。

同時に、自分の価値をお金に変えていく方程式は、うまく導けていない気がします。どうしたらいいか、わからない。(でも、きっとその近くにいるはず)。

自分の「今」に埋もれず慣れず、たまにリフレッシュして「自分らしさをちょい足し」プレゼンテーションしないと、と思うわけです。

そんなわけで、たまには「今の自分、ボロくない?」と問いかけたり、洗練された知人に会って「あー、このままじゃだめだ。あっちに行かなきゃ」って、頭をシェイクしながら、もう少し、他人の目を意識して暮らそうと思うAlexなのでした。

それでは皆様、また来月お目にかかりましょう。

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