それまでにやりたいことは、たった2つでした。
自己表現の形として、自分のビジネスを持つ
もう一人子供がいたら・・・(希望)
40代に入って子供・・・「成人する時、自分は60歳超えてしまう」と思うと収入の面でとりわけ不安ですが、「リタイア時期を70歳にすればいいじゃん!」とゴールを10年先延ばしすることを思いつき、「それって、30代前半で子供が産まれたことと、収入の計算上は一緒のはず」と、スッキリ自己解決。
そして、自分のビジネスを持つということは、「失敗したらどうしよう」「世間のニーズは何か?」「自分の強味は何か?」「ああ、やっぱり考えが及ばなくてダメだな」と怖くなり、約10年間、慎重に、いえ、むしろ、何もできませんでした。ところが最近、憑き物が取れたように「ビジネスとは、私にとって自己表現の手段なんだ。歌手が歌い、俳優が演じるように」と認識し、早朝の穏やかな海のような気分。
働いて、子育てもして、毎日は飛ぶように過ぎていきますので、取り急ぎ、会社だけは設立することにしました。シンガポールで会社をつくるのは簡単ですが、勤務先の繁忙期でもあり、忙しすぎてわからないことを調べる時間がもったいない。そこで、昔からつきあいがあるコンサルタント会社に「とりあえず資本金1ドルで、会社だけ作りたい」と頼むと、3日後に自分の会社ができました。
ほらね、簡単。
人生の記念日は5月にしたいAlex。食に関わることをライフワークにしようと決めている。
そんなわけで、5月5日に、多様な人たちが一緒に食事をする様子をイメージし、「ひとつの食卓」という意味の「One Dining」という会社から始めることにしました。6月中旬【14~16日】に日本に行くので、そのタイミングに合わせて2時間のセミナーを3日間開催する予定で、品川に小さな会議室を借りました。(もしご興味がある方は、ご連絡をいただければと思います)
シンガポールで自分の会社を設立するのに、自分でやれば5万円程度しかかかりませんが、外注して、調べる時間は節約しました。そんなことよりコンテンツを練るほうが、私には大事。会社の口座をひらくのに約30万円必要で「やばい、お金が全然ない」と思うのですが、どうせ使う物だし、一瞬無理をしてでも口座は開いておいたほうが良い。
「この先2年くらい、化粧品はダイソー。髪を切るのはQBハウス、使い捨てコンタクトレンズから眼鏡にすれば、そのくらいは捻出できるんちゃう?」と皮算用の上、とりあえず口座は開設し、前に進む。
おっと、最低限、名刺と社判をつらなくちゃ。今度、印刷屋に行くついでに、自分の分も注文しておこう。
今の勤務先は、楽しく仕事をさせていただいているので、辞めません。自分の会社は当面プラスαで進めていきます。いきなり、一か八かの人生の勝負をするつもりもないし。安定した収入を確保した上でのプラスαが、自分のビジネスのスタート地点。二足の草鞋生活なので、考えても仕方がないことに費やす時間も持ち合わせていない。外注できるものは外注。
関係なさそうな話題を2つ。
昨年、引越の時に洗濯機と乾燥機を買い換えました。洗濯機と乾燥機、別々に買えば10万円で済むのに、洗濯乾燥機だと16万円。引越先が狭いので、しぶしぶ12㎏洗える大容量の洗濯乾燥機を購入しました。ところが、朝出勤前に洗濯機に入れて、帰宅すると乾いている。買う時は無駄だと思ったのですが、やはり便利。省力化、万歳。(もちろん、週末など時間がある時は、物干しざおに干します)
先日、子供の誕生会をしました。
去年は100名ものお客様がいらして、ホームパーティーとしては極限に盛大、予算も相当かかったものです。なんで2歳の子供の誕生会がそんなことになったのか、よくわからないのですが、とにかく人が多かったですし、会場の飾りつけも、荷物の搬出も、朝から大人7人がかりで、ご近所の人が手伝って下さったものでした。
その反省もあって、今年は「ピクニックパーティー」として、「みんな飲み物、食べ物、敷物持参で、公園で一緒に遊びましょう」という内容にしたら、予算は1/3、準備時間1/10。だから自分もそんなに忙しくないし、当日も楽しめました。頑張らないと、自分も楽しめる。分担作業、万歳!
その上最近、年齢のせいか、突然朝3時くらいに目が覚めることがあります。眠ろうと試みて、うまくいかなければ、むしろ起きて、自分のために時間を使うことに。そんなわけで、この原稿を書いているのも早朝4時のこと。代わりに、明日の夜あたり、疲れてどうしようもなくなるから、寝たい時にどっぷりと眠ることにする。
無理してイライラしても家族の理解が得られるどころか、「頑張る必要あるの?やめたらいいじゃん」と言われるだけなので(そして、それもそれで一理ある)、毎日は頑張らない方向で、続けられることをやったほうがいいかな。
そんなわけで、頑張らないところを探すことに余念がない、最近のAlexなのでした。
それでは皆様、また来月お会いいたしましょう。