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キャリア形成をさまざまな視点で見つめます

第1回 自己紹介

軌跡 2014/10/11(土) 12:25

皆様はじめまして、本会で皆さんのITスキル養成をお手伝いする鎌田と申します。私がナニモノであるか、今は差し控えますが、キャリアという意味ではとても特殊な人生を歩んでいます。

小学生の時はゲームに明け暮れ、中学生でゲームを没収されてゲーセンに通い、高校はゲーセン通いにパソコンゲーム。大学生になって一人暮らしをし始めてからゲームは1日18時間まで!という生活をしてみたり。

パソコンは高校生の頃から雑誌を購入して自分で学んだり周りの友人とスキルを高め合ったりして、大学からインターネットに接続するようになりました。初めてインターネットに接続したのは1997年、友人の浅海くん(名字です)の家にてNetscapeで海外のウェブサイトを見せてもらってこのすごいツールはなんだ、と感動したのを良く覚えています。それからインターネットそのものに興味を持ち始め、いろいろなことを学びました。そのとき特に興味をもったのがサーバというもので、ホームページを閲覧するときにもメールを送受信するにもサーバとばれるコンピュータが出てきてそれを介することでインターネットが成立しているということを学びました。

今度はサーバというものを自分で作ってみたい、という興味が湧いてきます。大学の情報センターのT先生に弟子入りし、ネットワークの構築方法やサーバの構築方法、設定方法などを教えてもらいながら独学も含めて学びました。いまでも想い出に残っているのはCisco社のルータを渡されて「このルータ、管理者パスワードがわからないから初期化して使ってね」といわれて何が何だか分からず、必死にインターネットで検索をして英語の文献を読み解き、ルータの初期化に成功しました。そのときの感動は忘れられません。

そこからインターネットやパソコン、サーバなどに関して次から次へと情報を仕入れ、検索サイトを駆使し、ときには海外の人と英語でコミュニケーションしながら技術情報をあさって行きました。そのとき、先ほどのT先生のキーボードを打つスピードがとっても早く当時の自分と比べて圧倒的なスピードで作業していたため、これは悔しいぞ!と思ってキーボードの打鍵スピードをあげる練習もしました。そうしてキーボードの打鍵スピードは250打鍵/分程度から520打鍵/分程度に伸び、それから今までキーボードを打たない日はありません(恐らく一般的な水準からすれば異常なほどパソコンを使っている)ので、たぶん12年間で10,000時間程度の時間効率化につながっています。

当時覚えたことはネットワークのこと(いわゆるTCP/IPプロトコルなど)、各種機器のこと、サーバのこと、LinuxなどのOSのこと、Webアプリケーションのこと、プログラミング、データベース、アルゴリズム、インターネットのことなどです。大学の授業は出席していましたがSoftware Designという技術者向けの雑誌を読みふけるような毎日でした。

そんな生活をしていると、ある日突然大学のネットワーク管理をしていたH先生から「誰かが学内にIPv6のパケットを流しているぞ!」と言われて自首しにいったところ「そんなスキルがあるなら社会のために働け」といわれて、とあるベンチャー企業をバイト先として紹介されました。

そこに行ってみると「今日から働くことになった鎌田くんです」と紹介されて、あれそんな話になってんのか?ってことでうーん、うーん、と唸りながら大学生の身分で社会人のIT技術者の輪の中に飛び込んでいったのです。

卒業時点では自分のやりたいことはまだぼんやりしていたものの、そこのベンチャー企業で得た経験やスキルと、周囲の先生方や先輩方のおかげで自分に適性の高い仕事に就くことができ、さらに専門性を磨くことができました。ちなみに、大学の卒業は留年すれすれでしたが、IT系の腕が磨けたために幸せな社会人生活を送れているのだと思っています。

ここまでを前置きとして次回は転職も含む私のキャリアについて、また、その経験から学んだことをご紹介します。

鎌田敬介

現代の若い世代は、パソコンやITのスキルについて管理職世代に対して圧倒的なアドバンテージを持っているにもかかわらず、多くの企業で若者のITスキルをいかしきれていないと考えています。

圧倒的なITスキル(戦力)を身につけ、国際的に通用する人材になるべく、必要な情報の収集とスキル習得をお手伝いします。

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