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第二回 今を生きる

今を生きる 2016/10/08(土) 14:44

こんにちは。cederです。一か月ぶり、2回目の投稿です。

前回から今回までの主な出来事。
・帯広市の海外視察事業参加のプレゼン、見事不合格。
・その傷心を癒すために、北海道外周およそ2300kmの車中泊旅行を強行。


・森のリトリート(2泊3日のリーダー研修)に参加。
・はじめての交通事故(幸い全身の捻挫で済みました)。

キャリア・メンター・ネットワークfacebookにて「リアルタイムでキャリアの迷走をお楽しみください。」と
当ブログをご紹介いただきましたが、まさにその通り。期待にお応えしております。

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さて、8月の第1回では自己紹介をさせていただきました。
今回以降、当面以下の流れで自分のキャリアを振り返って赤裸々にご紹介していきたいと思っております。

第2回(2016年10月) 就活時代(大学)
第3回(2016年11月)新入社員時代(入社1年目)
第4回(2016年12月)営業マン時代(入社5年目)
第5回(2016年1月)営業所長時代(入社8年目)
第6回(2017年2月)部署移動〜退社
第7回(2017年3月)転職

今回は就職活動時代を振り返りますが、今日にいたるマトモではないキャリアのはじまりにふさわしく、とてもマトモなものではありませんでした。

15年前の私は、就職活動を1社しかせず、その会社に入社しました。
そうなってしまった背景を弁解させてください。

大学では文学部に所属し行動システム科学講座で社会心理学を専攻していました。
社会心理学の世界では当時最先端の研究をしている研究室でした。
文系にもかかわらず、C++プログラム言語と多変量統計解析が求められ、9割の学生が大学院に進学する研究室。
私も奥深く刺激的な社会心理学を続けたい思いで大学4年の夏までおりました。

しかし大学院にすすむには、家庭の金銭的支援と自分自身の研究能力、この2つが不足していた現実があり、
大学4年の9月から就職を決意し会社を探しはじめたのでした。
(奨学金だけでは生計までは立てられずバイトも必要であり研究者と掛け持ちが難しく諦めました)

他の学生と明らかにスタート時点が異なりました。会社研究も職業適性検査も面接対策も一切していませんでした。
秋でしたので、いわゆる大企業・一流企業の募集はすでに締め切られておりました。
限られている母集団。全く磨いていない就職戦闘力。よろしくはない戦況でしたが、3年間頑張ってきたつもりの
「社会心理学」「行動科学」をキーワードに、RナビやMナビでエントリーできる会社を探しました。

そうして出会った会社が国内独立系コンサルティングのB社の法人営業職の募集でした。

コンサルティング?法人営業?当然よくわかりません。しかし「行動科学の実践と応用」というアピールがびびっときて、
もうこの会社しかない!ここで私は働くんだ!と勝手に思い込んだのでした。

※当時、「給与は青天井」実力主義という給与制度も、今となっては全く実力の程も知らないのに過信し、ウハウハになれる!とも思いこんだのでした。

何を書いたか忘れましたがたエントリーシートがなんとか通過し、数週間後、修学旅行でしか行ったことのない東京の本社に向かいました。
交通費を極力節約するために、一番安い新千歳から羽田へのAIRDO最終便で前日に入り、
宿泊費もないので、羽田空港のロビーで一夜を過ごし(笑)翌日10時の会社説明会へ。

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リクルートスーツもありませんので、大学の入学式で購入しほとんど着ていないスーツでしたのでかなり浮いていたと思います。
ただ、私はこの会社に全神経と全力を使うしか選択肢がなかったので、説明会で提示された「わが社が求める人材像」になりきり、
その後のグループディスカッションにのぞみました。多分、うそのように積極的だったと思います。

そのグループディスカッションは最終面接手前の審査で、札幌に戻って翌々日、採用担当から通過の電話があり、
また羽田空港ロビーに泊まりにいきました。

最終面接官は当時の社長でした。何を話したのか?当然記憶にありません。奥様が札幌ご出身と記憶にあるくらいで、
まるでカウンセラーのように傾聴していた光景のみが思い起こされます。

そうして、なんとなく受かるだろうという漠然とした期待が現実となり、内定を頂きました。
実質1か月間、1社2度の接点で終了、という省エネ就活でした。

さて、私のこの就職活動は良かったのでしょうか?悪かったのでしょうか?どのようなご感想を持たれたでしょうか?
私の見解は、入社後の現実をご紹介して語る方がきっとわかりやすいと思いますので、来月お答えしたいと思います。

最後にcederの見方、その2です(ほぼ答えですが)

「自分の妄想通りになる現実は、ない」

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