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心に「しなやかを」を 2017/01/28(土) 12:20

はじめまして、三木と申します。今年からメンターブログの執筆陣に参加させて頂きます。よろしくお願いします。

今回は初回ですので、自己紹介を含め、どのよう内容をお伝えしていきたいかについてふれたいと思います。

私は、忠臣蔵で有名な赤穂藩のあった兵庫県の赤穂市という田舎でサラリーマンの家に育ちました。高校生の時からコンサルタントになりたいと考えていましたので、大学では会計を専攻に決め初めて一人で東京に住みました。

大学卒業後、日系のコンサルタント会社に入社して30年勤めましたが、大学で勉強した会計は全く使うことなく、行動科学や組織開発、戦略論を基礎とした研修やコンサルティングを中心に、いかに組織を通じてパフォーマンスを高めるかという課題に取り組みました。

そんな中、私が取り組んだのは1990年代アメリカで盛んになった「トップ5%のパフォーマンスを継続的に作り出しているハイパフォーマーは、平均的な人と何が違うか?」というハイパフォーマー研究でした。日本では2000年ごろからコンピテンシーモデルのブームになりましたが、その先駆けです。

ところが、その後リーマンショックを経て、世界的な不景気に日本も翻弄されていきました。働く人への負担は増大しながらも組織の生産性が上がらず、社会や会社が閉そく状態に陥り、人々は消耗していく一方となっているように見えていました。

それをなんとかしたいという問題意識から「心のしなやかさ、レジリエンス」というものに着目し現在につながっていきます。

当時、私が出会った心惹かれる心理学のフレーズは「長い人生において、暗い気持ちや抑うつ状態になることが必ずあります。その出来事は、受験の失敗や失恋、離婚、親の死のような誰にとっても不幸なことだけでなく、進学や就職、結婚、昇進産といった一見幸福なことがきっかけとなることもあります。このとき、人はそのような気持ちから、自ら立ち直り、さらには、より強靭となることができるレジリエンスの能力を持つことができます」というものでした。

そのときの私の反応は「え?立ち直る力は能力なの?」「より強靭になることも能力開発できる?」というものでした。そう、レジリエンスは能力開発できるのです。

ひとつの例を上げると、人は、いつも「頭をよぎる思考」が発生しています。これを「自動思考」とか「侵入思考」と言います。「ふと気づけば何かを考えている」そのような思考を指します。「集中力が無い」「注意が散漫だ」というのは、この自動思考(侵入思考)が発生するからです。

ときに、この自動思考が悪さをするときがあります。たとえば、一人で「こんなことは起こらないだろうか?」とか「もしもこうなったどうしよう」というようにどんどんネガティブに発展し、自分で気づかないうちに不安が拡大していくということがあります。

このような不安は、「今のうちに何かしなければいけない」という自分自身の危険信号なのですが、それが繰り返し、何度も現れてくると心身ともエネルギーを消耗してしまいます。

このようなときに「どうしたらよいか?」という対処法は、レジリエンスの一領域です。

余談ですがレジリエンスと出会った後、私自身は、外資系のコンサルタント会社に転職し、今はフリーランスで活動しています。

さすがに転職というのは、いろいろとありますね。これについては、おいおいレジリエンス習得のための事例としてお話するつもりですが、私にとってもレジリエンスのノウハウで随分と助かりました。もしもレジリエンスのことを知らなかったら、今とは異なった状態にないっていたかもしれません。

ブログの表題は、「心に『しなやかさ』を」としました。人は厳しい状況の時には落ち込み、心も打ちひしがれるものです。その心の落ち込みを止めることはできません。しかし、落ち込んだままにせずに、できるだけ早く回復し、次に同じ状況になったときには落ち込みの度合いを小さくすることはできます。このような復元力を「しなやかさ」と表現してみました。

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