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キャリア形成をさまざまな視点で見つめます

第25回 原点に帰ります

一歩ずつ、前に進もう 2017/08/13(日) 05:25

こんにちは。CMNブログ第二週担当の水谷弘隆です。
世間はお盆休みですが、僕は特に大きな休みも遠出の予定もなく、たまにしかできない「じっくり考える仕事」に取り組んでいます。

 

毎回書いているような気がしますが、独立して2年。すっかり長年染みついた大企業勤務の匂いも抜けきってすっかり零細経営者の気質と行動が身に付いてきました。サラリーマン時代は、いくら管理職であっても「組織から与えられること」にフォーカスしがちで、休日は「権利」だったのですが、零細事業を経営する身になると「休むのはもったいない」に変わってしまう。仕事は増えれば増えるほど嬉しいのですぐにキャパオーバーしてしまい、ほっておくと3か月ぐらい休みなしは普通です。

ところが最近になって、また少し意識が変化してきました。そろそろ仕事の方法に秩序が必要なのではないか。自分一人なら無限に働いても自己責任だが人を雇ったらそうはいかない。それに何らかのルールを作らないと仕事の質も下がってしまうのではないだろうか。


というわけで水谷経営支援事務所は、9月より「水曜・日曜・祝日」を定休日といたします。定休日には原則として対外的なお仕事(商談、ミーティング、電話会議、仕事上のイベント参加など)は遠慮させていただくことにしました。

理由は以下の通りです。

  1. 「休日だけど仕事している」のと「そもそもいつが休みなのか決まっていない」のは根本的に違う。従業員を雇用しておらず経営者だけでやってきたので「365日稼働」だったのですが、今後の事業拡大を見据えて少しずつ会社らしくしていきます。実際はこれからも、定休日も間違いなく仕事はしていると思うのですが、少しは心理的なブレーキが働くと思います。
  2. 休みを決めて公表しないと、際限なく対外的なお約束を入れてしまうので、じっくり考える時間、作業する時間が無くなってしまう。人に会うのが飯の種とはいえ、そればかりでは事業は前に進みません。「人に会わない日」「じっくり考える日」を強制的に設けます。
  3. クライアントニーズに対応するため土曜日は稼働する。ハードな木曜日に備えて水曜日に鋭気を養う。平日休は妻サービスにも適している(「妻サービス」にはもちろん「労働」が含まれます)


ここまで考えて気付きました。


僕の社会人キャリアのスタートは住宅営業マン。当時はまだ住宅業界は隔週週休2日(その分年末年始休みが長い)で、隔週火曜と水曜が休みでした。土日祝日は住宅展示場を拠点にした接客・集客・訪問営業です。木曜日が週の始まりで、朝礼がありました。
 今、あるビジネス交流会に入って週1回の定例会を中心に活動しているのですが、木曜日の早朝に集まっての朝礼から始まります。

水曜休みで木曜日が朝礼。まさに27年前の社会人駆け出し時代への回帰です。

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この秋からは「自分ひとり事業」ではなく、「組織づくり」を意識した仕事に移行いたします。いつでも人を雇えるように、まずはしっかり稼ぎながら「場所と仕組み」を整備したいと思います。僕の事業は次のステップへ。早くも妄想が広がってきました。